誰にも変動・固定どちらがいいか断言できない

住宅ローンを組む際、必ずといっていいくらい「固定金利と変動金利はどちらがいいのですか?」という質問を受けます。

ローンが貯金に_ssしかし、こればかりは誰にもわからないのです。だからこそ、いまだに固定金利と変動金利という選択肢が残されているともいえるのです。

どちらがお得か?という疑問には永遠に答えがでない

なぜ分からないかというと、上記の質問の裏には「どちらを選べばお得ですか?」という意味が隠れているからです。それを知るためには、金利が今後どのようになるかを知らなければなりません。

もし仮に、長期金利が今後上がらないということが先にわかっていれば、変動金利にした方がお得です。逆に、長期金利が上がるのであれば固定金利とした方が支払う金利が少なくすみます。

電卓ボールペンおカネ新聞_sしかし(予想なら誰にでもできますが)未来の金利水準を知っている人はいません。どちらがお得か?という視点で悩むと、答えのない答えを探す結果になってしまいます。

もちろん、少しでも出費を安くというお気持ちはわかりますし、現在の市況を基準に考えてしまうこともとても自然だと思います。しかし金利の確実な予想が困難である以上、他の決め方を探すことになるのです。

金銭的メリットではなく、資産状況やファイナンシャルプランから決める

大切なのは先に金利ありきではなく、先に個人のファイナンシャルプランありき、ということです。

つまり将来の金利がどうなるかを一旦忘れ、自分の資産状況やライフイベントを見つめなおし、それらに合わせた長期的なファイナンシャルプランから「どの程度の金利支払いなら無理なく暮らしていけるか」を知ることが先です。

住宅ローン相談_ss金利が上昇した時にも、その上振れした金利分を補てんする余裕資金のある人は変動型を、リスクを取る余裕のない方は固定型を選ぶことが合理的な選択方法といえます。

あなたの許容量を理解することが先決なのです。その上で、現在の固定金利水準で十分という場合には余計にリスクを取らず固定にする場合もあるでしょう。

また、子どもにおカネがかかる向こう10年は(リスクをとっても)返済利息を減らす必要があり、その後は家計に余裕がでるため固定に切り替えるというご判断もあるでしょう。

変動型住宅ローンは自分自身でリスクを引き受ける

固定型住宅ローンは金融機関がリスクを取り、変動型住宅ローンはおカネを借りる人(不動産購入者)がリスクをとる性質の融資です。

特に変動金利を選択する場合、意に反して金利が上昇してしまった際には固定金利が先に上昇する傾向にあるため、途中で変動型から固定型に変えようと思っても、すでに固定金利は思った以上にあがっている可能性が高いものです。

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変動型住宅ローンはこのようなリスクを自分でとるもので、場合によっては少なくない損失を被る可能性があることなどを理解しておきましょう。

金利は本当に予想できないの?金利を考えることは無意味?

長期金利に関してはさまざまな見解があります。しかしどの意見も予想にすぎません。

今より30年以上前を振り返れば、今とは比べ物にならないくらい長期金利は高く、また、土地神話とともに、日本経済は今後伸びていく一方だという雰囲気が日本全体を覆っていました。

悩む・困る・ご近所トラブル_sしかし30年後の現在、蓋を開ければ誰も予想だにしなかったような低金利時代になっています。

当時「今後金利はあがる」という認識で固定金利にした方々は、その支払いにとても苦労しています(いました)。30年間というのは本当に長きにわたるため、何が起こるかわかりません。

現在は史上空前の低金利時代といわれています。次は「長期金利はなかなかあがらない」と予想して変動金利にした結果、金利が急騰して返済に苦しむことになる可能性もあります。

金利水準を予想することは大切。ただ先にファイナンシャルプランありき

誰にもわからないから金利を考えないという、思考停止をお勧めしているわけでは決してありません。

マイホームの住宅ローンは、住宅購入後の生活まで含めて、健全な暮らしを実現することが第一目的であると考え、まずはファイナンシャルプランからご自身の適正な金利負担水準を知ることが大切ということです。

安心・女性_ssそれを知れば、「借入額も少なく返済期間も短いし、繰上返済もできる余裕資金もある。しばらく低金利が続くと思うし、変動金利にして出費を抑えよう」といった判断ができます。

「借入額も大きく返済期間も長いし、それほどまとまった余裕資金もない。今の固定金利なら家計を圧迫することなく支払っていけるし、今後の金利がどうなるか気にする生活も嫌だ。固定金利にして計画的に返済しよう」という決断もあるでしょう。

また、将来にわたり家計状況を予想することで「この先10年間は、現在の変動金利水準から少しでも金利が上がれば家計がとても苦しくなる。かといって固定にしたらもっと返済に苦しむし…余裕資金がたまるまで住宅購入を遅らせよう」ということもわかるかもしれません。

住宅ローンに騙されない!借りられる額ではなく「いくら返せるか」が鍵

住宅ローン固定・変動のまとめ

住宅ローンを組む際に誰しも悩む固定と変動。しかし誰にもその答えを出せる人はいません。

あなたご自身の資産状況や、今後のライフイベントなどから、まずはファイナンシャルプランを作成しましょう

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