不動産屋をどう選ぶ?「大手か地域密着か」でなく、買主利益を最大化する会社!

物件は一つ、不動産会社はたくさん。大手でも中小でも物件量はほぼ同じ!

つっちーです(*´ω`*)いきなりですが、質問です!(°ω°)どんっ (衝撃)

不動産屋って大手と地域密着型とどっちの方が情報をたくさん持っているでしょうか?٩(•౪• ٩)ひらめきひらめき

「大手の方がやっぱり多いんじゃないのー?地域密着型って・・・紹介してくれるエリアすごーーーく限られてそう(´_ゝ`)爆弾」って思ったことありませんか??少なくとも私はそう思ってました。(笑)

でも、実際のところ…そんなことないんです(`・ω・´)!ぴかぴか (新しい)

不動産会社はほぼすべての物件の共有をしており、仲介業者が紹介できる物件はどこの不動産屋もほとんど同じなのでするんるん (音符)

不動産会社はREINS(レインズ)で物件情報を共有。力のある業者で取引を!

売主さんは、「自宅を売ってください」と不動産会社にお願いします。

その売却依頼された不動産会社は「元付仲介業者」といって、販売活動をするんですけど、その大きな仕事に一つにREINS(レインズ)っていう不動産会社専用のSUUMOみたいな物件データベースに登録する業務があります。

このレインズに登録された物件は、全国の不動産会社がその情報を見ることができます。

 

 

自分の会社にご来店くださったお客様に「こういう新着物件ありますよ!」って物件を紹介するんですね。このお客様側につく不動産仲介会社を「客付仲介業者」といいます。

この構造をみればわかるように、大手だから物件量が多いわけではなく、中小企業でも零細企業でも、レインズというシステムを見ることができるんです。物件情報を共有してるんですね。

買主さん(お客様)からみれば、どこの不動産会社でも取引できます。同じ仲介手数料を払うなら、安全性や資産性の検証を行う力のある会社など、お客様が望む不動産会社を通じて取引しましょう!

どの不動産屋に行っても、物件情報が制限されることはありません!

では、どのような不動産屋を選べばいいのか( ˘•ω•˘ ).。oということを今日はお話ししようかなと思いますひらめき

会社が大きければ大きいほどたくさん情報を持っていそうなイメージ少なからずありますよね!でも先ほど説明した通り、実際のところは、あまり関係ないんです(∩´∀`)∩どんっ (衝撃)あせあせ (飛び散る汗)

なぜかというと、不動産会社はほぼすべての物件を共有しており、仲介業者が紹介できる物件はどこの不動産屋もほとんど同じなのです₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾ダッシュ (走り出すさま)

物件の所有者さん(売主さん)とのつながりについては、たしかに不動産業者によって大きな差があります。

しかし、売主側に着く「元付仲介業者」に対して、お客様側の「客付け仲介業者」がお客様を紹介するため、売主との繋がりがない不動産業者に入ったとしても物件の選択肢が狭まることはないんですよ(^◇^)ぴかぴか (新しい)

国交省が「広く不動産取引を行うような環境を整備しよう!」と思って、作り上げたシステムがレインズ(REINS)なんです。うまくできていますね。

ただし「両手仲介」には要注意!手数料が2倍になるから押し売りしたくなる

ただ、元付仲介業者にいくと、本当はもっといい物件があるのにオーナーから預かっている部権を優先的に紹介される…なんてこともあるかもしれませんよヽ( ε∀ε )ノあせあせ (飛び散る汗)←これだから不動産って怪しい台風

必ずしも元付仲介業者が“自分中心でいい物件を紹介してくれない”とかそんな話ではないのですが、元付業者にあたってしまうということは、売主と買主の間に1社しか仲介業者が入らないということです。

(ちなみに、同じ不動産会社でも、物件ごとに元付になったり客付けになったりします。例えば、物件Aを売主さんから直接預かった不動産会社Xは、物件Aについては元付業者ですが、まったく関係のない物件Bについては客付仲介です。ねんのため(∩´∀`)∩)

元付仲介業者は、買主からも売主からも仲介手数料が入るため、「なんとしても契約を決めたい」と思いがちです。つまり、両手仲介となって押し売りしたくなっちゃうんです(; ・`д・´)

両手仲介自体が悪いわけではないんですけど、「買主さんには、(悪いことは隠して)いいことだけ言って契約を結ばせよう」となっては危険な取引になってしまいます。そういうリスクを理解して取引しましょう。

やはり、客観的で中立的な立場の業者と共に選ぶ方が安心できますよね(*´ω`*)ぴかぴか (新しい)

「大手 vs 中小」なにが違うの?大手の方が安心?中小は精鋭ぞろいなの?

どういう不動産会社が信頼できるかを見る前に、よくある「不動産屋は大手がいいのか地域密着型がいいのか?」論争を確認してみましょう!

一般的にいわれている、大手不動産会社地域密着型不動産会社それぞれのメリットをまとめると次のようになります(*‘ω‘ *)

大企業・ビル_ss

大手不動産会社の特徴

  • 取引実績や顧客情報(売主・貸主、買主・借主の両方)の多さ
  • 全国規模で店舗展開している大手不動産屋は、顧客リストや過去の事例など情報やつながりを持っています(๑•̀ㅂ•́)و✧ムッフー
  • 大手不動産屋は全国に支店を持っているため、どこでも取引しやすい
  • 物件を売りたい場合、潜在的な買主とつながりを多く持っているため、話が早いかもしれません(自社の買主を紹介する)
    ※ただし、仲介手数料を多くとろうとする「囲い込み」には要注意ですよ!(ง `ω´)ง
地域密着型不動産会社の特徴
  • 店舗近隣の深い情報を持っています。そのエリアのスペシャリスト!(゚∀三゚三∀゚)
    ※その地に深く根付いており、過去の契約も店舗近辺が多いからですね
  • 地元に関する情報が豊富で、地域性や利便性についての相談にも的確にアドバイス♪
  • 大手とは違った人脈を形成していることも多いのです(*´ω`*)
    ※地元で古くからの付き合いのある大家さんや顧客と深くつながっていることが多いからですね
?ということだけ見てしますと、『住みたいエリアが決まっていない場合には「大手不動産屋」決まっている場合は「地域密着型」がおススメ』という結論になりそうですが、果たしてそうでしょうか( ˘•ω•˘ ).。o

実際のところは…そうでもないんですねー。規模はあんまり関係ないんですԅ( ˘ω˘ԅ)

不動産屋は玉石混交。10万社以上ある会社の実力はピンキリ、“当たり”を探そう!

大手不動会社は教育体制もしっかりしており、一定程度の水準は保たれると考えなんとなく安心感がある一方、会社の方針などに縛られ、人によっては柔軟性に乏しいこともありえます( ˘ω˘ )

激しい交渉や難しい取引をやり抜く粘り強さには個人差が大きくあります。中小零細は難しい案件を数多くこなさざるを得ない(?)事情から、不動産に関して深い洞察狩りきらりと光る営業も少なくありません(°ω°)

だからといって中小零細の地場不動産屋がいいというわけではなく、やはり個人差が大きいものです。大手でもぜんっぜんダメダメな営業マンもいるんです( ノД`)

結局、「一般的な傾向」はあくまで一般論であって、ケースバイケースでどこに頼めばベストだったか、というのはその時々で大きく変わります。

不動産業者は全国に10万社以上もあって、実力はほんっっっとうにピンキリです。悪徳業者から、とっても力のある業者までさまざまです。

ですから納得のいく契約をするには、いくつかの不動産屋を周ってみて、「この人になら任せられる!!(*´ω`*)」という営業担当に出会うことが必要不可欠です。

大手か密着かよりも「買主の利益を最大化するか?」物件情報量で選ばない

つまり、結局は会社の姿勢や営業担当の個人の力量によるところが大きいものです!

いまや物件情報や取引情報はあふれ、物件そのものが優位性を持つことはありません(乂’ω’)物件情報はどの不動産屋さんも同じです。お客様の方が物件情報をよく知ってるくらいです( *´艸`)

さんざん比較しておいて結局そんなもんかーーーい(´_ゝ`)と思った方もいらっしゃるかと思います!…はい、実際はそんなもんなんです(;^ω^)

では、本当に差が出てくる部分はどこなのでしょうか?←大事なとこ٩(•౪• ٩)それは、大手が地域密着というよりも、

  • 取引リスクの洗い流しや長い目でみた資産性を検証ができるか
  • 購入後の生活に暗い影響を及ぼさない住宅ローンの組み方をするか
  • 売主や金融機関との交渉をするか
  • 建築士による建物の調査(インスペクション)をするか
  • 税の優遇制度や補助金の確実な活用ができるか
…など、そこら中に転がっている物件情報ではなく、『不動産のプロ』ならではの取引全般に関するサポートをしっかり行えるかという点です(๑•̀ㅂ•́)و✧

一言で言えば、買った後のことまで含めて「買主の利益を最大化するか?」を考えてくれる業者さんがおすすめです!

自社利益だけ追求する会社はNG!買主のために積極的に汗を流す業者はOK!

「買ってはいけない物件かどうかをしっかりと検証してくれるかどうか?」「買ってはいけない物件を買ってはいけない」とちゃんと言ってくれる会社が安心とも言い換えられます。

自社の利益のことばっかり考えるより、やっぱり買主さん(お客様)がマイホームを買った後に長く安心・安全・快適に過ごせるかどうかを汗を流して調査する会社がいいですね。

例えば、インスペクションを面倒くさがらずに実施するように促してくれるか?瑕疵保険の付帯を提案してくれるか?洪水ハザードマップや地盤マップを活用し、液状化リスクや地盤のの強さを調査するか?などなどです。

そして、リスク情報やネガティブな話を含め、すべてを積極的に開示し顧客に正直に提案できるかどうか、その取引姿勢も重要ですよね|ω・)

また、お客様にとって、不動産取引はそう頻繁に行うものではありませんので、聞きたいこともたっくさんあると思います。

ですから、自分からはなかなか聞きづらい性格って場合は、聴ききやすい営業さんを付けてもらうというのも一つかもしれませんよ(*´▽`*)

不動産より不動産会社!何を買うかより「誰を通して買うか?」が大切

これからはッモノ(物件)売りではなく、コンサルトとしてのエージェントサービスが求められるといえるでしょう(*´▽`*)

不動産より不動産「会社」”まずは入口をしっかり固めましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧

最悪、不動産会社は気にくわなければ自由に変えることができます。業界構造を利用し、ぜひ納得のいく取引をしましょう(∩´∀`)∩

「何か買うか?」より、「誰を通して買うか?」「どのプロが確認してお墨付きを得た不動産を取引するか?」が大切です。

物件情報そのものはあまり価値がありません。それより、あなたにピッタリで力のある不動産会社を選びましょうね!

【参考】不動産先進国アメリカではエージェント個人にお客様が付く?

ちなみに、不動産先進国のアメリカでは、不動産会社が、有能な営業担当者(個人)を競ってヘッドハンティングすることは日常茶飯事なんです。

日本の不動産会社は、“会社名”が有名ですが、米国ではエージェント“個人名”で勝負する傾向にあります。プロ野球選手を、高額な年俸を提示して球団が競いあって選手を獲得するようなイメージです。

消費者が“誰を通して買うか”の重要性を理解している米国だからこそ、会社側としても優秀な営業担当者を自社に雇い入れたいのですね。

そこに物件情報はまったく関係ないのです。物件情報ではなく、仲介サービス(取引までの営業担当者の個人能力)で勝負しているのですね。

実は、米国における物件情報の公開は日本とは比べ物にならないほど進んでいて、そもそもアメリカの消費者は物件情報に価値を置いていません。さすがアメリカ…実力社会って感じですね(*´▽`*)

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