不動産の前に不動産屋。あなたに合う営業担当を見つける

「不動産会社って怪しい」、おそらく少なからずこのようなイメージをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

今後の生活の基盤となるお部屋、それだけでも一歩踏み出すのにエネルギーがいるのに、不動産会社を信じることができなければ疲れますよね。

疑う・考える_300ぜひ信頼できる不動産会社をみつけ、チームとなってお部屋選びに集中しましょう。

その為には、お部屋探しの前にあなたにピッタリの不動産会社を見極めることが重要です。

どの不動産会社もほとんど同じ物件を扱っています

実は不動産会社が扱っている物件はどこの会社もほとんど同じなのです(一部例外はあります)。

希望の物件が見つかり、どこの不動産会社を通しても借りられるのであれば、信頼できる不動産会社から自分のペースでお部屋を探しをしたいものです。

不動産仲介業者が不動産を所有しているわけではありません。

この人やだな…と感じたら担当を変えてもらうか、(その物件が非公開物件でない限り)会社ごと変えてもあなたのお部屋選びに与える影響はないのです。安心して業者選びをしてください。

不動産屋が強引な営業をする理由とその対策

いい不動産会社、悪い不動産会社の見極め方

具体的にどのようなポイントで見極めればよいか、具体的に見ていきましょう。以下のような不動産会社は避けることをおすすめします。

お客様のことを知ろうとしない & 契約を急かす

お客様ご自身の背景やご事情を考えず、とにかく物件の購入を急かされてるな…と感じたら、その不動産会社とは一度距離をおきましょう。

「なぜお部屋を探しているのか」といった基本的なことも聴かず、お客様自身のことをしっかり考えようとしない場合は、他の不動産会社をあたりましょう。

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繰り返しますが、ほとんどの物件はどの不動産会社でも購入できますので、対応の悪い不動産会社にこだわる理由も必要もありません。

契約して終わり、ではなくお客様がお部屋に入居された後も、なんらかのトラブルが起こった場合などにしっかりとアフターフォローをしてくれそうな会社を選びたいですね。

いいことしか言わない。リスクを教えてくれない

物件には必ずといっていいほど、悪い点やリスクがつきものです。

my-own-home_16_ssこのようなリスクをお伝えせず、魅力的な側面だけ伝える不動産会社があれば「この物件の悪い点やリスクはありますか?」と聴いてみてください。

中途半端で抽象的な答えしかかえってこない場合は他の不動産会社をあたりましょう。

  • 日当たり・窓からの眺望が悪い、大通りや路線の近くに面し騒音が大きい
  • 収納スペースが小さく、実際に住むと狭く感じる
  • 共有スペースが乱れている(住人のマナーのレベルが悪い)
  • 駅から遠く、住んだ後に不便を感じる
  • 告知事項がある(自殺があったことなど心理的な負担が大きい事実がある)
不動産会社だからといって、あらゆる周辺環境などすべてに精通しているわけではありませんが、少なくともお客様からのご質問に対しては真摯に調査すべきだと考えます。

ホームページでの情報発信が少ない。物件情報しかない

情報発信に力を入れていない不動産会社はあまりおすすめできません。

ホームページの情報量が圧倒的に少ない、更新頻度が著しく少ない、物件情報しか載せていないなど、情報発信が少ない(または偏りがある)などです。

keyboard_hand_ss近年、不動産業界は民法改正(特に敷金問題)や空き家対策など大きく変化しています。

そのような時流に詳しくない不動産会社は、お部屋探しにリスクが伴います。安心して任せられる不動産会社を選びたいですね。

不動産会社の良し悪しの簡単な判定法

数多くある不動産会社、いちいち一つ一つ訪問するわけにはいきません。

一つの方法として、ご自身の希望条件をまとめ「これに沿った物件があれば紹介してください。気に入った物件をご紹介いただければ訪問させていただきます」といった内容のメールを複数の不動産会社に送ってみてはいかがでしょうか。

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それに対する返答スピード、返答内容でご自身に合うかどうかある程度雰囲気はつかめるものです。

おすすめ理由とともに具体的な物件を複数返答する丁寧な会社もあれば、「とにかくうちに来て話をしましょう」とだけ送ってくる会社もあるでしょう。

まずはお問い合せページから気軽に聴いてみて、この不動産会社は自分が心地よくお部屋探しができそうだな、と思った会社にだけ訪問すればいいのです。

不動産会社というより、最後は人!あなたに合う担当者を見つける

上述したポイント以外に、不動産会社や人の選び方はたくさんあります。

特に、賃貸物件を専門としている会社の場合、仲介手数料が(売買に比べて)少なく、数をこなすことが求められます。

あなたの細やかな希望に沿って面倒くさがらず、問題が起こってもすぐに対応してくれるかどうかが大事になります。

一番手っ取り早いのが、実際にいくつかの不動産会社を訪問して話をしてみることです。

不動産会社の選び方。課題解決力ある担当者(エージェント)と出会う

不動産選びにおいて、会社を選ぶというより人を選ぶという意識が大切です。

同じ会社で同じ知識量の担当者であっても、あなたにとって話しやすいと思える人、リラックスして信頼できる人が望ましいのです。

接客態度や、あなたの質問に対する回答姿勢などで多くのことがわかるでしょう。

最後はあなたご自身の直感が決めることかもしれませんが、それでも不動産会社・人を選ぶことは物件選びに勝るとも劣らず大切なことです。

パートナーとなり得るか。長い目でみた安心・安全・快適な生活も人次第

不動産会社は本来敵対する関係ではなく、お互いの信頼しあうパートナーという位置づけです。

オーナーと賃料交渉やその他条件を確定させていくのも、間に入る不動産仲介業者です。

もし優良賃貸物件に出会えたとしても、担当者と信頼関係ができず、自分の要望が伝えにくくあまり動いてくれない場合、結果としてあまり満足できる契約は結べません。

安心・女性_ss物件は同じです。でも、課題解決力があるかどうかであなたの賃貸物件の入居条件も変わります。入居後もトラブル時に気軽に連絡できる関係構築ができていれば長く安心して住めます。

特に退去時にはクリーニング費用の負担のトラブルが少なくなく、またオーナーから建物の建て替えに伴う立ち退き要請がくることもあります。

そんな時に頼れる不動産のプロが身近にいると心の穏やかさが大きく違ってくるでしょう。

不動産会社の選び方のまとめ

賃貸物件を選ぶ前にしっかり対応してくれる不動産屋を選ぶことが大切です。過度に急かす、いいことだけしか言わない、という不動産会社は避けましょう。

また、会社というより最終的には人で選ぶことが大切です。そしてあなた自身にとって合うかどうかという判断で担当者を選びましょう。なんだか違うな…と心の片隅で思う場合は長い目でみて不安を抱えて暮らすことになります。

生活の基盤となるお部屋です。そのお部屋選びにはお客様ご自身の味方(パートナー)となるような会社(人)と巡り合い、信頼できいざという時に相談できる関係が築けるといいですね!

次は具体的にお部屋を選ぶポイントや内覧(内見)時にチェックするポイントをみていきましょう。

賃貸物件の選び方と内覧(内見)時のチェックポイント

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