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マイホームを購入する際に、「どこに住むか」を決める時には、人によっていろいろな条件があるかと思います。

周辺環境や交通の便利さ、予算と確保したい家の広さとの兼ね合いなどの条件に加えて、忘れてはならないのが自宅から仕事場への移動にかかる時間、すなわち「通勤時間」です。

通勤時間の長さは、幸福度や人生への満足度に大きな影響を与えることがわかっています。

通勤時間の理想と現実にはギャップあり!?

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携帯電話の位置情報を利用したサービスを提供する「コロプラ」が2011年に行った調査によれば、首都圏に住んで都内に電車で通勤する人の通勤時間の平均は58分。

「理想の通勤時間」の平均は35分、「通勤時間を長く感じる時間」の平均は63分という結果となっており、多くの人が自分の理想よりも長い時間を通勤にかけていることがわかります。

通勤時間の過ごし方として最も多かったのが「携帯電話でゲーム・メール・ネット」で、全体の約6割を占めました。長い通勤時間をケータイで暇つぶしして過ごす人が多いと言えるでしょう。

通勤時間が長くなると幸福度が下がる

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通勤時間と幸福度については、いくつかの調査結果があります。どの調査によっても、通勤にかかる時間が長くなるほど幸福度が低く感じることがわかっています。

2013年にアメリカで行われた調査によると、通勤時間が長い人ほど幸福感が低く、疲労感を感じたり仕事中に気分が沈んだりしやすい傾向が見られました。

さらに、通勤時間が片道10分以内の人で悩みを抱えている人の割合が28%であったのに対し、90分以上の人は40%で、通勤時間が長い人ほど悩みやすいということも判明しました。

また、2014年にイギリス国家統計局が6万人を対象に行った調査でも、同様に通勤時間が長くなるごとに幸福度は減り、不満感が増していることがわかりました。特に通勤時間が60~90分の人にその傾向が強く見られました。

人は「通勤の苦痛」を軽視しがち?

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経済学の視点から「幸福」について研究しているスイスの経済学者ブルーノ・フライとアロイス・スタッツァーは、不満を感じない通勤時間を「20分」であるとしています。20分以内の通勤時間なら問題ないのですが、30分を過ぎると不満が募ると言うのです。

ところが、人は、住むところを選ぶとき、長い通勤時間の苦痛を過小評価する傾向があると言います。通勤時間が長くかかるとしても郊外の広い家に住むことを選ぶ人が多いのです。でも実際に住むと長い通勤時間に不満を感じるようになります。

フライとスタッツァーはこれを「通勤パラドックス」(commuting paradox)と称しています。彼らの著作によれば、通勤に1時間かかる人が、職場に歩いて通える人と同程度の満足度を得るためには、その人よりも40%多くお金を稼がなければならないと言います。

マイホーム購入や転居などで、「住む町」を考える際には、こうしたことを踏まえ、通勤時間の長さも十分に考慮する必要があると言えるでしょう。

 

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