今回は、木造とて鉄骨造の耐震性についてご紹介いたします。

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今後30年以内に、東京でマグニチュード7クラスの地震が発生する確率は70%程度と言われています。都内で転居やマイホーム購入を考える時、新居の耐震性が気になるという方も多いかもしれませんね。

建物の構造には、主に木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3種類がありますが、これらの耐震性に違いはあるのでしょうか?建築基準法では、数百年に一度発生する地震(東京の場合なら震度6強から震度7程度)に対して、倒壊・崩壊しないように基準が定められています。

この基準はすべての建物が守らなければならないものですので、構造によって耐震性に大きな差があるわけではありません。ただ、構造によって地震に耐える方法や特徴が異なってきます。

木造の耐震性

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木造とは、木材を主要な構造部材とする建物のことを言います。木造は鉄筋コンクリート造などと比べて地震に弱いという印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、決して弱くはありません。地震の震動のエネルギーは、建物の重力に比例します。つまり、重い建物ほど揺れが大きくなるというわけです。

木材は鉄やコンクリートと比べて軽いため、同じ大きさの建物なら木造の揺れが一番小さくなります。金物や筋交い、合板等によって適切に補強すれば耐震性に優れた建物となります。

鉄骨造の耐震性

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鉄骨造とは、骨組みに鉄製や鋼製の部材を用いる建物のことを言います。S造(STEEL造)とも言われます。一般的に、鉄骨造と呼ばれるのは重量鉄骨ラーメン構造の建物です。

これは、柱と梁を完全に接合して筋交いを不要とする構造ですが、地震力に耐えるために筋交いや耐震壁を入れることもあります。鉄骨造の建物は、鋼の粘り(変形能力)により、地震のエネルギーを吸収して建物の倒壊を防ぐ構造です。

鉄筋コンクリート造の耐震性

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鉄筋コンクリート造とは、コンクリートの中に、鉄筋を入れる構造の建物です。RC造(Reinforced-Concrete)とも言われます。鉄筋コンクリート造の建物は、圧縮力に強いコンクリートと、引っ張りの力に強い鉄筋を組み合わせることで地震に対する強度を出す構造です。

コンクリートはアルカリ性なので、鉄筋が錆びるのを防ぐ役割も果たしています。地震で一定以上の力が加わると、部材にひび割れが生じ、地震のエネルギーを吸収します。建物の構造による、耐震性の特徴をご理解いただけましたでしょうか。

どの構造の場合でも、耐力壁が少なかったり接合部がしっかりしていない場合に倒壊などの可能性があるため、耐力壁の多さや、縦横方向にバランス良く配置されていることが重要になります。

転居先を決める際には建物の構造による耐震性の特徴の違いに注目するのはもちろん、周囲の地盤や、周辺の地形、建物などにも注目してみると良いかもしれませんね。

これからマイホームを購入を考えている方に知って欲しい耐震性についてご紹介しました。参考にしてもらえれば嬉しいです。

 

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