部屋は少ないほうが良い?空間を広く使う快適住宅のコツ

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「子供の頃は自分一人の部屋が欲しい!」と願ったものです。しかし敷地が狭い住宅では、部屋を細分化すると意外なデメリットが発生します。

限られた空間を広く使って、快適に過ごせる間取りや構法をご紹介します。

部屋数を増やした時のデメリット

かつては家族一人に一部屋という考えが主流でした。しかし敷地面積が小さいと、それぞれの部屋も狭くなってしまうもの。また、部屋を作るには壁や柱が必要です。その分居住スペースが狭くなり、息苦しい家となってしまいます。

だからと言って、むりやり広い部屋を多数作ったとしてもデメリットが発生します。その分リビングやダイニングが犠牲となって狭くなり、家族団らんの場所がなくなってしまうでしょう。結果、一人で過ごす時間が長くなり、家族間のコミュニケーションがおろそかになってしまうのです。

特にお子さんがいる家庭では注意が必要です。子供の動向に目が行き届かなくなると、成長や社交性に影響がおよぶ恐れも。プライバシーを守るつもりで作った部屋が、コミュニケーション不足をうながすケースも少なくありません。

広々とした間取りが主流に

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以上のようなデメリットを避けるために、現在は「広いリビング」や「可変性の高い間取り」がトレンドになっています。特にリビングは1フロアをまるごと使ったもの、ダイニングやキッチンと一体感のあるものが好まれています。

広々とした空間で家族全員が過ごすことになり、コミュニケーションが円滑になります。料理をしながら子供の動向や勉強を見守れる点も、選ばれる理由のひとつでしょう。

間取りは部屋数を増やさず、広い部屋を可動性の壁や収納などで仕切る方法がトレンドです。これなら必要に応じて空間の大きさを変更でき、子供の成長に合わせた部屋作りが可能となります。可変性、柔軟性の高い間取りが望まれているのです。

耐震性を高くするSE構法とは

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しかし広々とした間取りを実現しようとすると、耐震性に不安が生じます。空間を広くするために柱や壁を取り払い、その分耐震性が低くなってしまうのです。いくら希望をかなえた間取りにしても、耐震性が不足していては良い住宅とは言えません。

そこで有効となるのが「SE構法」です。SE構法とは、接合部にSE金物を使用することによって、広い空間を可能にする住宅構法のこと。

高い耐震性を保ったまま、広いリビングや部屋作りが可能となります。憧れの広々とした間取りを実現し、家族全員が快適に過ごせる家づくりを叶えてくれますよ。

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